物凄く広大なキャンパスのようなサイト
http://www.drawball.com/
入ってすぐの画面でdisagreeを選ぶと
ごちゃごちゃとした感じの丸いスクリーンが出てきます。
これをスクリーン上をクリックしてどんどん拡大して行くと
いい感じに玉石混交な感じの絵の集合体が表れてきます。
実際に絵を描くための方法はこちらから→http://monariza.s177.xrea.com/
初心者用〜というところから説明に飛べます。(スクリプト攻撃や荒らしを防ぐためか多少複雑ですが一旦入ってしまえば後は感覚でなんとかなります)
凄い広いチラシの裏のようなサイトなのでさっきも言ったように玉石混交ですが
凄く上手い絵がサラッと紛れていたり、陣取り合戦のようなものが行われていたりして
絵を描かない人でも鑑賞したり野次馬したり色々楽しめると思います。
で、ちょっとそこで描いてみた絵。まだ未完成。
右のほうにアイコンが見えると思いますが、
拡大図
インク瓶の下の数値は残りのインク量を示していて
描画量に応じて減って行きます。
時間が経つごとに補充されてゆきますが
ゆっくりなので一枚完成させるのに否応なしに時間がかかります。
そういった不便さが逆に面白いのかもしれません。
と思ったこと。
poo掲示板にてAdamさんの線画で塗らせて頂いたもの。
線画で素晴らしいものを見ても見ただけだと
凄さが実感できてないのだと改めて実感。
完成された線画はその描線がどういう立体を表しているのかが明快で
どんな風に影を落とさなければならないのかということを
とても考えさせられた。
スカートのはためき一つとってもどこが膨らんでいてどこが凹んでいるかを
一つ一つ考えられているのだなとしみじみ感心。
配色は二人の女の子をあまりバラバラな感じにせずにそれでいて
差異を与えたいと思いこんな形に。
光源を斜め上にすることで二人の女の子の表情をそれぞれに強調することが
出来たと思う。(自画自賛)
いつも水彩でごまかしてしまう陰影だけれどこういう風にアニメ塗りに近いことを
すると課題がはっきり突きつけられて難しいと同時に面白い。
手と言うよりも頭を使う塗りでした。
あとドッターの人(というか鉛筆で線画を描く人)を更に更に尊敬するようになりました。
■
あたかもエアスポットのごとき
何も出来ない待っているだけの時間に
否応なくいる。
麗らかな春の日差しのもとで
行列を作ってしかも牛歩、なんだか発狂しそう。
にヒマだ。
親知らずをキーワードに
他のはてダをめぐって「他の人も痛いんだよ!」
とか良く分からない慰めを見出しているが
もちろんそんなことをやっても症状は治まりません。
というか安静が一番なんだそうで(参考智歯周囲炎)
しかも身内に目と歯と肩の神経が繋がっているのだから
それを昂ぶらせるようなことはするなというお小言を
喰らったので回線切って寝ようと思います。
という間にもどんどん酷くなっている気がするよ親知らず。
あとこの腫れが納まってから歯科医にかかったほうが良さそうだよ親知らず。
おやしらずいたいいたいおやしらず。
ものすごく親知らずが痛い[ちょとグロ]
というほどでもないのだけれど
確実に親知らずのせいで歯茎が腫れて鈍い痛みと
違和感が生じている。
鏡の前でものすごい大口を開けて確認してみると
左の親知らずに被さっている歯茎が腫れている模様だった。
抜いた方がいいんだろうな……
丁度春休みで就職活動が入ってない日はヒマだし
月曜日になったら歯医者に予約してみようかなあ。
いつも腫れているときはそう思うのに
ちょっと良くなると放っておいてしまうのだが
ネットで親知らずについてざっと調べてみると
やはり酷くなってあごの骨が虫歯でとろける前に
どうにかした方がよさそう。
歯の矯正治療で永久歯を抜いた経験が何度かあるのだけれど
何度やってもアレは慣れなかった。
抜いてもらって自転車で歯医者から帰るときの信号待ちのときに
麻酔でしまりの緩くなった口から血交じりの涎がつつーと流れるのだ。
今思えばなぜ意地をはって車の送り迎えを断ったのかわからない小学生の私。
そしてお気に入りの服を涎で汚して切なかった私。
いかん!考えれば考えるほど欝になってきた。
出来ることならシステマティックにさっくり親知らずを処理してゆきたい。
橋本治の窯変源氏物語を読む。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/11/18
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
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結構な年上の六条の御息所の娘を幼い自分の息子の今上帝に娶わせてみたところ
やっぱりどーにもしっくりいかなくて
やっちゃったー!大失敗の予感☆って思っている源氏にざまーみろと思いつつも
ほのかな想いを通わせていた朱雀院との仲を源氏の入内の企みによって
ぶったぎられた御息所の娘が可哀相でならん。
というか多分予想(普通の方の粗筋は大概知っているので予想というのはあれだけれど)
だとこのあたりから光の君が
散々バカにしていた「普通の」男のように権力欲にとりつかれーの老いを知りーの
色ボケと呼ばれまくりーの
紫の上に愛想つかされーの
ロクでもないことになってゆくのをねっとり緻密に書いてくれるんだろーな
という楽しみを感じつつ残りの巻も買わないとなとか。
その一個前の「蓬生」の章で
非コミュ非モテかつマグロで歌もろくに詠めないどーしよーもねーなせめて何か喋ってくれ!だった
末摘花たんが明石から帰ってきた源氏に
見事な?男女の機微を心得たやり取りを
返してくるまでの彼女の変化の描写と
それでやっと人並というリアルの哀しい可笑しみが漂うくだりは秀逸で
このあたりの原文読み返してみないとなあとか。
とりあえず雲隠(どうやら窯変版では原作では書かれていない源氏が死ぬところを
書いてあるみたい)までは読まねば!とか。とかとか。
でもこの情念系の筆で重苦しい薫と軽佻浮薄の蛍の宮の対比が読んでみたくもあり
そんな時間ないっつーの!みたいなツッコミが入ったりとかね!