ガラスの仮面を読んだ

まず新刊が出ること自体に驚き

ガラスの仮面 (第42巻) (花とゆめCOMICS)

41巻は紫のバラの人こと
真澄の婚約披露パーティーにマヤが押しかけ…
というところで終わっていたんだが、
今回はそこから、その失恋の痛手をとりあえず
一時的にやり過ごすマヤの姿と
桜小路のマヤへの恋心の再燃が描かれている。
もうちょっとストーリーが進むかと思っていたので
残念だったけれど、次回への伏線もしっかり貼られていたので
続きが出たら多分読む。
ただ、その伏線というのが、マヤに関しては
どうにも亜弓に劣る身体の表現性という
今までに提示されているものなので
あまり目新しくは感じられなかった。
それに、「魂のかたわれ」という
マヤと真澄の関係性の描かれ方が
いかにも前時代的のような気がして
あまりついていけない。
あくまで演じ手と観客という立場で
捉えるのなら面白いんだけれど、
そこに収まりきらない熱情の方が
少女漫画的にはメインに来る…のかな。