柄刀一 殺人現場はその手の中に―本格痛快ミステリー (ノン・ノベル―天才・竜之介がゆく!)

主人公に転勤の辞令が下って、秋田へ。というところから話が始まる。んでもって事件、事件相次ぐ事件。
なんかちょっと無理が目立つストーリーにうーんとなった。というか説明が優しくないような。謎解き部分でなくて状況説明の部分が。
んでとりあえず龍之介の夢が実現しそうというところで話が終わる。
今回が実験ランドのハコを探す旅だったので次回はきっと人材集め編なのだろう。
よーするにそこで事件が起こると。そろそろ「こいつとどこかに出かけるとろくなことが起こらない」等メタ的な文句が入りそうな勢い。いやどのミステリシリーズにも言える話だけれども。
以下ネタバレ

ラストシーン、一美さんと全然発展しなさそうな主人公よりも龍之介の方が成就が早そうな気がした(笑)