授業評価

もう学期末が近いわけで
授業があるたびに授業評価用のマークシート
記入を求められるのだけれど、
昨日はそのことで教授が切れかけていた。
というのもせっかく、自由記述用に時間を多めにとったというのに
生徒の大半が(教授の主観的に)いい加減に終わらせて
半ば関係ない話に興じていたからなのだが、
どうなんだろう。
教授の言うことには「君たちはコンシューマなのだし、
そのお金の出所を考えればもっと積極的かつ真剣に
授業評価をすべきである、これでは何のために教授会に
かけあって実施にこぎつけたかわからない(嘆かわしい)」
ということなのだ。
それは、至極もっともだと思うし、自分は自分なりに
まじめに記入したのだが、学生側としては
いまひとつ真剣になれない、というのは分かるような気がした。
全員が全員その講義に対して問題意識を持っているならば
そっちのが問題だろうと。
そんでもって問題意識のある学生なら多分それをちゃんと
表明するだろうと。
というか、非常にアレではあるのだけれど、評価するだけの
やる気をだな、その授業に対してもっているのか、という
根本的な問題があるような気がする。
いや、それならそういう結果が評価に現れるのだろうけれど…
少なくとも大教室授業において、しかも必須授業において
全員に同等のやる気を求めるのは無理なんでないかと思った。
どうなんだろう?
だいたい学生を消費者として扱うなら、半強制というのも
なんか変だし、大学側に権力を認めると、学生側のやる気が
殺がれるような、ようなような……