あさおこされて

もうひるだといわれ、あわててめをさましたら、
まだ10じ30ぷんでした。だまされた。
おぞうにをたべたら、もう12じです。
たいへんに、ひまだったので、しんせつにも
おとうとに、おひるごはんをつくってあげました。
でも、おとうとの、たいどがびっぐだったので、
すぱげてぃのとまとそーすのなかに
ひとつかみ、たかのつめをほうりこんでやりました。
そうしたら、おとうとは、あついあついといって
このふゆのさなか、まどをぜんかいにしやがりました。さむかった。
……
おとうとのしゅくだいをみてね、と、ははにいわれていたので、
かんとくしようとしたのですが、おとうとは
「パワフルプロ野球」で、むちゅうになって、
「バルタン」とか、「ゼットン」とか、「デブラ」とかいう
なまえをつけた、せんしゅをつくっていて、はなしになりません。
にらんだだけで、ふるえあがるとまでは、いかないじぶんです。
めんどうくさくなって、そうそうに、ひるねをしたら、
おきたころには、「ダダ」と「ゴモラ」が、なかまいりしていました。
どうやら、うるとらまんが、おとうとのなかで、いま、あついようです。
そうするころには、もう、りょうしんが、はつもうでから、
かえってきていたので、こんどは、みんなで、ちゅうかをたべに
ゆきました。おなかいっぱい、てんしんと、まーぼーどうふを、つめこみました。
よいいちにちでした。しぬほどねむいので、もうねます。ぐう。