女王の教室第十回感想

ガチンコキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!

ついに阿久津先生のコアの部分がガチンコで説明された!!
「なぜ勉強をしなきゃいけないのか」
「なんであんなに酷いことを私たちにしたのか」
「幸せになれるのは6%てほんとう?」(いや6%て……どの統計?)
「なぜ人を殺してはいけないのか」
等々に関する阿久津先生の回答が真正面からなされてちと興奮しました。
答えについてはガチンコで正論かつ自分の推論があたったかなという部分もあり
教育委員会の女性が来ていたということの特殊性はありつつも
とにかく阿久津先生の一本スジの通った「人間とは……」の真正面からの斬りになんだか土下座したいです。
そして彼女の意見に頷きつつも教育委員会側の言い分もまた分かるのです。
要するに「小学生」だし結果的には21人全員ちゃんといるわけだけども
それはあくまでドラマの中の理想形であって現実にはあの教育は通用しない人もいるわけです。脱落者は出るし和美ちゃんは賢すぎる。
だから最終的にドラマ内では阿久津先生は健康状態にミソをつけて退場する?ストーリーになる。現実的な結論はあの中では多分出ないんじゃないかと思います。
ドラマ内の提言としては実は既に終わっている。
だからあとは答えを出すのはあのクラスの生徒であり我々視聴者だよ。とつまりそういうことでしょう。


いやでもあくつせんせい……うっとり(*´Д`)


追記:中学生の弟が腹を立てて?いやむかついていました。
それはもう成功ですね。と思う私は既に女王の教室マンセーモード。
だが実際遅刻をせずに…とか給食を残さずに…とか余計なモノを持ってこないように、
の部分はもちょっと上手くやれたかなと思わんでもない。

しかし「本当は良い先生なんじゃないんですか?」の返答の
「失礼なことを言うんじゃありません」
はなんだかドキドキしました。しびれる。それでこそあくつせんせい!!
そんなのは大前提であって質問されるようなことではないのです。素敵!

追記2:つまりやっぱり初回放送時の視聴者の拒否反応そのものが
このドラマを語る上でのキーポイントであり、スタッフのニヤリポイントでも
あったということですね。オーソドックスでもある学園ドラマをセンセーショナルに
仕立てたのはいつもは学園外や生徒の能力の限界という形でやってくるリアリティの厳しさを
教師そのものに持たせたことでしょう。もう私の中で大成功。女王様だ。